あん摩マッサージ指圧の効果と適応症
あん摩・マッサージ・指圧の効果と、一般的な適応症。
あん摩マッサージ指圧の効果について
皆様が一口に「マッサージ」と言っているのは、実は「あん摩」「マッサージ」「指圧」の3つの手技療法からなっております。刺激法を大別すると「揉む」「さする」「押す」「こねる」「たたく」「ふるわす」の6つで、あん摩は「揉む」、マッサージは「さする」、指圧は「押す」が基本的刺激法です。
- あん摩、指圧が経穴(ツボ)経絡を意識して施術
- フランスから伝わったマッサージはリンパ、血液の流れ、筋の走行に従って施術
効果:
- 血液・リンパ液の循環をよくし、新陳代謝を旺盛にする
- 関節等の拘縮、癒着、硬結を解きほぐす
- 諸器官の機能を亢進又は抑制させ、自律神経を介して内臓諸器官を調節する作用がある
あん摩マッサージ指圧の適応症について
WHO等で明確に定められていませんが、一般的には下記のような疾患が適応症とされています。
神経系疾患
神経痛、麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、ノイローゼ、不眠症など
運動器系疾患
慢性関節リウマチ、筋肉痛、筋萎縮、筋力減退、軽症の筋炎・腱炎、関節の拘縮、癒着の剥離、関節の変形、骨折・脱臼・捻挫の後遺症など
循環器系疾患
心臓神経症、局所性の充血・鬱血・貧血、浮腫など
呼吸器系疾患
気管支喘息、慢性気管支炎など
消化器系疾患
胃下垂、慢性胃炎、常習性便秘など
生殖・泌尿器系疾患
膀胱炎など
新陳代謝系疾患
痛風、脚気など
その他
疲労回復、病後の体力回復など
※ 国が認めた健康保険での適用は、筋麻痺・関節拘縮等の運動機能障害に対し、症状の改善を目的とする医療マッサージです。詳しくは「保険での治療」をご覧ください。
あん摩マッサージ指圧を禁忌すべき場合
- 骨折している場合
- 高熱がある場合
- 伝染性疾患の疑いがある場合
- 皮膚に炎症や広範囲の疾患がある場合
- 出血しやすい病気や状態にある場合
- 絶対安静を要する患者の場合